アークテリクスのアトムシリーズがとにかく暖かくてイイ! 秋まではBeta Jacketの黒と白を交互に使って中にユニクロのライトダウンを着て過ごしていましたが、寒くなるとアトム→システムAへ乗り換え。最近は暖かくなりまたBETA・αを交互に着ています。
今回のお題はドローコードについてです。
「あちこちに付いている『紐(ドローコード)』って、結局どう使うのが正解なの?」
実はこのドローコード、単なる飾りではありません。 「命を守る機能」であると同時に、街着として「劇的にシルエットをカッコよくする機能」もあるんです。
今回は、意外と知られていないアークテリクスの「ドローコードの正しい使い方」と、私が実践している「丈感を調整してスタイル良く見せる裏技」を徹底解説します。
せっかく高いお金を出して買った「資産」のようなジャケットです。120%使いこなしてあげましょう。
目次
1. そもそも「ドローコード」はどこにある?基本の3箇所

まず、お手持ちのジャケット(BetaやAlphaシリーズなど)を見てみてください。 モデルによって多少異なりますが、基本的には以下の3箇所にコードや調整機能が付いています。
※画像右側のATOMは右下腹部あたりに一つドローコードがついてます
- フードの後ろ(後頭部)
- フードの首元(左右)
- 裾(ウエスト部分の左右)
これらは、山岳地帯のような過酷な環境で冷気や雨風の侵入をシャットアウトするために存在しています。
ドローコードの絞り具合でシルエットを変えたり、長めに垂らしてアクセントにしたり、左右の長さを付けて立体感を出すなど着こなしの幅が広がりファッション性を高めることができます。
個人的には、ドローコードをがっつり目に絞って裾を折るとスマートに見えるのでお勧めです。
ただ、街着として使う場合、「全部ゆるゆる」でも「全部ガチガチ」でもダメなんです。シーンに合わせた使い分けを見ていきましょう。
2.【フード編】視界を確保し、強風でも脱げない設定

雨の日や風が強い日、フードを被ったものの「風ですぐに脱げる」「フードが垂れてきて前が見えない」という経験はありませんか?
これはドローコードの調整不足が原因です。
① 後頭部のコード(視界の調整)
フードの後ろにあるコードは、「フードの深さ」を調整するものです。 ここを引っ張ると、フードのツバが少し後ろに下がり、目の周りの視界がクリアになります。
- 使い方: フードを被った状態で、後頭部のコードをグッと引く。
- メリット: 左右を向いたときに、フードが頭の動きに追従してくるようになります(アークテリクス自慢の『ストームフード』の真価です)。
② 首元のコード(密閉性の調整)

首元の左右にあるコードは、「顔周りの隙間」を埋めるものです。
ここを引くと、顔の輪郭に合わせてフードが密着します。
私の場合は、普段は緩めて、急な雨が降ってきた時だけここを締めます。
そうすると、傘がなくても顔が濡れにくくなるので、大阪の街中で急な雨に降られた時も余裕を持って歩けます。
3. ドローコードを使った着丈を短く見せる方法
さて、ここからが本題です。 ファッションとしてアークテリクスを楽しむあなたに、どうしても伝えたいテクニックがあります。
アークテリクスのジャケット(特にBeta LTやZeta SLなどの人気モデル)は、ハーネスを装着することを想定しているため、「着丈が少し長め」に作られています。
そのため、普通に着ると「なんだか胴長に見える」「お尻まですっぽり隠れてタウンユース向きではない」と感じることはありませんか?
これを解決するのが、裾のドローコードを使った「内側折り込みテクニック」です。
手順はたったの3ステップ

- ドローコードを限界まで締める: まず、左右の裾にあるドローコードをギュッと引っ張り、ウエストを絞ります。
- 裾を内側に織り込む: 絞った裾の部分を、ジャケットの内側へくるっと巻き込むように折り返します。
- 形を整える: お腹周りがポコッとならないよう、少し裾を伸ばす。
※画像のように長い袖を内側に織り込んでください。ドローコードが見えるとダサいので必ず隠すように!
これで何が変わるか?
こうすることで、着丈が5cm〜10cmほど短くなり、まるでショート丈のブルゾンのようなボックスシルエットに生まれ変わります。
- 足が長く見える
- レイヤード(中のTシャツ出し)が決まる
- 街着としての「こなれ感」が出る
私は身長170cm台ですが、このテクニックを使うことで、Mサイズを着ても「着せられている感」が出なくなりました。ちなみにアークテリクスはサイズが大きめだからほとんどの人はSかMサイズです。
カフェで隣に座ったアークテリクスユーザーの方を見て、「あ、この人ただ着てるだけじゃないな」と感じるのは、大抵このドローコードの処理が上手い人ですね。
4. 上位モデルだけの特権。「Cohaesive(コヘイシブ)」システムとは?
もしあなたが、『Alpha SV』や『Beta AR』のような上位モデルを持っている、あるいは今後狙っているなら、「Cohaesive(コヘイシブ)システム」についても知っておくべきです。
これは、ドローコードの留め具(ストッパー)が生地と一体化して埋め込まれている特殊な技術のこと。
何がすごいの?
- 見た目がスマート: 留め具がブラブラしないので、見た目が非常にミニマルで美しいです。
- 操作性: グローブをしたままでも、「ボタンを押して引く」という動作が直感的に行なえます。
私も以前、このパーツの美しさに感動して、用もないのにカチカチ触っていました(笑)。 「高いものには理由がある」。細部のパーツ一つとっても、アークテリクスが妥協していないことがわかります。
5. ドローコードの劣化を防ぐコツ

最後に、長くアークテリクスのウェアを使用する為の注意店を説明します。
アークテリクスのジャケットは、一着5万〜10万円以上する高価な買い物です。しかし 大切に使えば10年は持ちますし、もし手放すことになっても、フリマアプリで驚くほど高い値段がつきます。
なのでこれだけは守ってほしい!!
それはドローコードを「締めっぱなし」にして保管することです。
ゴム(エラスティックコード)はずっと伸ばされた状態だと、加水分解や劣化が早まり、伸縮性を失ってしまいます。
- 着用時: 必要な分だけ締める(スタイル良く見せるため)。
- 保管時: 必ず全てのコードを緩めてハンガーにかける。
これだけで、ドローコードの破損リスクを下げることができるので管理には注意しましょう。
まとめ:ドローコードの扱いはもうバッチリ
たかが紐、されど紐。 ドローコードの使い方ひとつで、機能性もファッション性も劇的に変わることがお分かりいただけたでしょうか。
- フードのコード: 後頭部は「視界」、首元は「防水・防風」。
- 裾のコード: 内側に折り込んで「着丈」を調整し、スタイルアップを狙う。
- 保管: 家に帰ったら必ず緩めて、資産価値を守る。
ぜひ、次にアークテリクスを羽織る時は、鏡の前でドローコードをいじってみてください。「あ、今の自分かっこいいかも」と思えるシルエットが必ず見つかるはずです。
もし「うまく調整できない」「このモデルの使い方は?」という疑問があれば、いつでもお問い合わせください

