今回は私が購入したアークテリクスのコンベヤーベルトについて正直な使用感をお伝えします。最近物価が上昇している影響で、このベルトの価格も以前よりかなり上がってしまいましたよね。正直気軽に手を伸ばしにくい金額になりつつあると感じています。
しかし、だからこそ「本当にその価格に見合う価値はあるのか?」と疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身、アークテリクス製品をたくさん使い続けてきたからこそわかる“リアルな感想”を述べられると思います。実
際にコンベヤーベルトを着用してみた率直な意見や、使ってみて初めて気づいた細かい部分まで、しっかりレビューしていきたいです。
- ARC’TERYXコンベヤーベルトのサイズ感・使用者の感想
- コストパフォーマンスの良さ
- コンベヤーベルト以外におすすめできるベルト
目次
【アークテリクス】コンベヤーベルトの特徴について

耐久性に優れた素材
アークテリクスのコンベヤーベルトは、ハイキングやトレッキングなど長時間のアウトドア活動を想定して作られているため、非常に頑丈なのが特徴です。
生地そのものが厚手で傷つきにくく、ある程度の保護機能を持ち合わせているので、過酷な環境下でも安心して使えます。しかもアウトドアに適した機能性を備えていながら、デザインがスタイリッシュなのでタウンユースでも違和感なく取り入れられるのが嬉しいところです。
カラー展開は3種類
コンベヤーベルトのカラーは、白・黒・カーキの3種類から選ぶことができます。
どの色もシンプルでコーディネートに取り入れやすい印象です。普段使いであれば、やはりブラックを選ぶ方が多いかもしれませんが、白やカーキを選んでアクセントにするのも面白いですよね。
私自身は、黒を購入しましたが、サロモンやARC’TERYXのコットンパンツなどアウトドア向けのパンツとの相性も抜群です。
サイズ展開も3種類
サイズはS・M・Lの三種類展開されています。
サイズ | ベルト丈 (mm) | ベルト丈 (インチ) |
---|---|---|
S | 1,060mm | 41.7インチ |
M | 1,160mm | 45.7インチ |
L | 1,300mm | 51.2インチ |
シンプルな仕様であるがゆえに、公式サイトでもこれ以上の詳細はあまり掲載されていないのが実情です。
私の場合、身長173cm・体重68kg・ウエスト78cmでMサイズを購入しました。Sサイズも試着してみたところ、ギリギリいけそうでしたが、体型の変化を考慮して余裕のあるMサイズを選んでいます。
コンベヤーベルトはベルト穴がなく自由に長さを調整できるため、仮にLサイズを選んでもそこまで大きすぎる心配は少ないと思います。特にベルト部分を折り返す形で使えるので、少し長めであっても問題なく対応できます。
コンベヤーベルトを実際使ってみた使用感をレビュー

ここからは、アークテリクスのコンベヤーベルトを実際に使ってみた感想をお伝えいたします。既にご存じのように、価格はやや高めで、一見すると手が出しづらいかもしれません。
しかし、それだけの金額を支払うだけの価値があるのか、使い心地はどうなのか、といったリアルな部分を詳しく掘り下げていきたいです。もし購入を迷っている方がいらっしゃるなら、ぜひ参考にして下さい。
ベルトが硬くて装着に時間が少しかかる
初めてコンベヤーベルトを手に取ったときの素直な感想は「硬い」というものでした。素材の98%をナイロンが占めているため、布ベルトのように柔らかい印象ではなく、かなりしっかりとした厚みがあります。
またこの硬さゆえに、穴あきベルトとは異なる装着方法に少し時間がかかります。これは購入後のレビューでもあるので素材が馴染めばスムーズに着用できるかもしれません。
悪い面をあえて挙げるならば「硬い」が、逆に言えば頑丈さが伝わってきて、高級ベルトらしい存在感があるとも言えます。実際、2025年3月時点で8,470円という価格は決して安くありませんが、それに見合った作りの良さが感じられるのは確かです。
若干太めのデザインで存在感がある
コンベヤーベルトの幅は約38mmと、一般的なベルトよりやや太めの設計になっています。実は過去に32mm幅のモデルがあったようですが、現在の公式サイトや実店舗では38mmのみしか扱っていないようです。
太めのベルトはパンツをしっかりホールドしてくれるので、アウトドアなどで動き回る方にも安心感があると思います。ファッション的にも、ひと目でわかる存在感がプラスされるので、コーディネートのポイントとしても役立ちますね。
デザインの好みは人それぞれかもしれませんが、私はこの太めの印象が気に入っています。幅が広い分バックルも大きめで、しっかりした作りが目で見ても伝わるので、アウトドア好きには刺さるベルトです(笑)
ウエストに合わせた調整がしやすい
このベルトは、穴あきタイプではなくバックルに通してフィット感を決めるスタイルなので、ミリ単位で調整できるのが大きなメリットです。
たとえば、食事でお腹が膨れたときや、厚手のウェアをインしたときでも、その都度ベストな位置で固定しやすいです。
ちなみに私は身長173cm・体重68kg・ウエスト78cmでMサイズを購入しました。装着してみると、左腰にややゆとりができるくらいの長さでしたが、ホールド感は問題ありませんでした。コンベヤーベルトはベルト先端を余らせても見た目にそれほど違和感がないので、ワンサイズ上を選んでも困らないと思います。
アークテリクスのロゴがバックルに付いてカッコいい

アークテリクス製品であることをさりげなく証明してくれるのが、メタルバックルに刻まれたロゴです。サイズこそ小さいですが、このロゴがあるだけでオシャレ度がぐっと高まるのが嬉しいです。
ただ、使い込むにつれロゴが少しずつ薄くなりそうな気がする点は注意かもしれません。
コンベヤーベルト以外におすすめのベルトを3つ紹介

正直アークテリクスのコンベヤーベルトは気に入っています。しかし8,470円とベルトにしては高すぎる..
そこでコンベヤーベルトに似たおすすめのベルトを紹介します。
NORTH FACEノーステックウェービングベルト
ARC’TERYXより低価格でベルトの装着がスマートなデザインです。
あらかじめベルトの長さを調整すれば、バックルのフックに引っ掛けるだけで簡単に装着できます。
ARC’TERYXヒリアドベルト32
メッシュのかかった強度・通気性に特化したベルトです。
ランニングや登山時にぴったりの商品でコンベヤーベルトより手の届きやすい価格帯です。
BRIEFING Wリングベルト
コンベヤーベルトと同じナイロン素材のベルトでデザインもやや似ています。
MEDE IN USAの歴史あるブランドでロゴの刺繍も可愛いです。
アークテリクスコンベヤーベルトが欲しい人は見て!
最後に、アークテリクスのコンベヤーベルトを「やっぱり欲しい!」と思われた方に向けて、少しだけお伝えさせてください。
まず、現在の販売価格は8,470円ですが、率直に高いと感じる方も多いのではないでしょうか。

もし全く思わないならば、あなたは相当なお金持ち♪
ちなみに私は、アークテリクスの実店舗でポイントを活用して支払いました。正直なところポイント還元がなければ、購入をためらうくらいの値段設定ですよね。そこで、なるべくお得に入手したい方はWebショップでの購入もご検討されると良いでしょう。
楽天市場などであれば、ポイント付与によって1,000円ほどお得に手に入る可能性がありますし、ショップによっては独自のセールやキャンペーンが行われている場合もあります。
購入先に特にこだわりがないのであれば、楽天やヤフーショッピングを利用してみるのも賢い選択かもしれません。
ただし、注意していただきたい点もあります。近年、ARC’TERYXの偽物が出回っているケースが増えてきました。特にフリマサイトや一部のオンラインストアでは、偽物が混在していることもあるため、購入時にはショップのレビューや評価を必ずチェックしておきましょう。

偽物はタグが正規品と異なる事があるので写真を提示しておきます。
- できるだけ安く手に入れたい
- 所詮ベルトだし最悪偽物でもいい
- 本物と偽物の違いを知り返品手続きが面倒と思わない
上記の条件を受け入れられる方は、オンラインストアでの購入もおすすめです。逆に「多少高くても本物を確実に入手したい」という方は、正規取扱店や実店舗などで直接購入すると安心できるはずです。