悪天候用
アークテリクスでは、多彩なアクティビティに対応するため、製品名にカテゴリーだけでなくサブカテゴリーがあります。
これらはそれぞれのウェアやフットウェアが持つ機能や使用目的を具体的に示すものです。
たとえば「オールラウンド(AR)」や「軽量(LT)」などの表記があれば、どのような場面で力を発揮するのかをイメージしやすくなります

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サブカテゴリ―を覚えれば次の商品選びもしやすいです
サブカテゴリー |
略称 |
主な特性 |
オールラウンド |
AR |
多用途・耐候性・汎用性 |
敏速 & 軽量 |
FL |
軽量・通気性・動きやすさ |
インサレーテッド |
IS |
保温性・防風性・冷気遮断 |
軽量 |
LT |
軽さ・強度・汎用性 |
長距離 |
LD |
快適性・クッション性・疲労軽減 |
変わりやすい天候 |
MX |
通気性・動きやすさ・耐候性能 |
悪天候用 |
SV |
高い耐久性・防水性・防風性 |
超軽量 |
SL |
超軽量・コンパクト・携行性 |
バーティカル |
VT |
グリップ力・耐久性・機能性 |
オールラウンド(AR)
さまざまなアクティビティで活用しやすい多用途モデルです。悪天候への耐性や、摩耗しにくい素材を使っていることが多く、汎用性を重視する方に向いています。
敏速 & 軽量(FL)
すばやく行動したい場面や、軽やかな装備が必要な方に適したミニマルデザインが特徴です。通気性や動きやすさに優れ、登山やランニング時に活躍します。
インサレーテッド(IS)
体を暖かく保ちつつ、外部の冷気や雨風からしっかり保護する断熱性能を備えています。冬の寒い時期にピッタリ!
軽量(LT)
めちゃ軽くて着用感がない。個人的No.1のサブカテゴリ―
長距離(LD)
長時間のトレイルランニングやハイキングで足を守るフットウェアに多いカテゴリーです。サポート力とクッション性が高く、疲れを軽減する助けになります。
変わりやすい天候(MX)
通気性や動きやすさを重視しながら、一定の耐久性も備えています。気温や天気がコロコロ変わる状況でも柔軟に対応でき、重ね着との相性も良好です。
悪天候用(SV)
豪雨や強風、雪などの厳しいコンディションでも役立つ強度が特徴です。耐候性が高い素材を用いることが多く、過酷な環境下でも高い安心感があります。
超軽量(SL)
持ち運びのしやすさと軽さ特徴で小さなカバンにも収納できるくらいコンパクトになります・
バーティカル(VT)
変化の多いトレイルや起伏の激しいルートで活躍するフットウェアに見られます。しっかりとしたグリップ力と耐久性、必要な機能を備えている点が強みです。
製品グループが分かれば利用シーンをイメージできる
アークテリクスが提供するアイテムには、ジャケットやパンツといったアイテムごとのカテゴリーだけでなく、「アルファ」「ベータ」「デルタ」など、同じ特徴を持つ製品をグループとしてまとめる仕組みがあります。
これらのグループ名を知っていると、製品の用途や得意とするシーンをすぐに想像しやすくなると思います!
たとえば、軽量でありながら防水性と耐久性を兼ね備えたものや、寒い環境でも快適に過ごせる保温性を重視したものなど、グループごとに強みが異なります。
登山やハイキング、クライミングなど、行動する場所や気温・天気に合わせて最適なギアを準備したい方は、製品グループを知っておくと非常に便利です。
製品グループ |
特徴 |
主な用途 |
アルファ (Alpha) |
高山向け・ミニマルデザイン・高耐候性 |
クライミングやアルピニズム |
ベータ (Beta) |
汎用性・幅広い条件に対応・高機能 |
登山全般や日常でも活躍 |
デルタ (Delta) |
フリース・ミッドレイヤー・通気性 |
寒冷期のレイヤリングに適用 |
ガンマ (Gamma) |
伸縮性・高い通気性・耐久性 |
ミッドレイヤーやアウターにも |
ロー (Rho) |
ベースレイヤー・湿気管理・保温 |
汗冷えを防ぎたい登山や冬のスポーツ |
シグマ (Sigma) |
ミニマルデザイン・高い通気性・クライミング向け |
アルパインソフトシェルとして使用 |
ゼータ (Zeta) |
軽量・防水透湿・快適性重視 |
ハイキングやトレッキング全般 |
アルファ(Alpha)
- 高山や厳しい環境から体を守ることを想定している
- クライミングやアルピニズム向けに、軽量・ミニマルなデザインが中心
- 防水性や防風性などの耐候性能が高く、過酷なシーンでも活躍
ベータ(Beta)
- 幅広いアクティビティに対応できる汎用モデル
- さまざまな天候やコンディション下で頼れる高機能デザイン
- 迷ったときに選びやすいオールラウンドタイプといえる(私のお気に入り)
デルタ(Delta)
- 通気性を重視したフリースやミッドレイヤー
- 熱効率に優れ、汗をかいても気にならない
- 冷えを防ぎつつムレにくいため、レイヤリングに最適
ガンマ(Gamma)
- ミッドレイヤーやアウターレイヤーとしても着用可能
- 高い通気性と伸縮性を持ち、行動時の動きやすさをサポート
- 耐摩耗性にも配慮され、岩場などでの使用に適している
ロー(Rho)
- ベースレイヤーとして湿気管理機能を強化
- 熱効率に優れており、身体を冷やさないように工夫している
- ストレッチの効いた素材で着心地が良い
シグマ(Sigma)
- ミニマルデザインながら通気性に優れたソフトシェル
- ダイナミックな動きを考慮し、クライミングやアルパイン用途に対応
- シンプルかつ機能的な設計が特徴
ゼータ(Zeta)
- 快適さと耐候性のバランスを重視した軽量設計
- ハイキングやトレッキングのように中~長距離の移動に適している
- 防水性や透湿性を兼ね備え、さまざまなシーンで使いやすい
グループごとに機能が全く異なるので、自分の用途にあったグループを選ぶのがおすすめです!
製品グループによって着丈が変わってくる
以下では、アークテリクスのジャケットにおける着丈の違いをわかりやすくまとめています。同じブランドのアイテムでも、モデルごとに丈が異なる点が特徴的です。腰まわりのカバー範囲が変わると、防寒性や動きやすさにも影響しますので、選ぶ際のポイントとして押さえておくと便利です。
- BETA(ベータ)
腰のあたりまで程よく覆う、比較的コンパクトな着丈。活動量が多い人はドローコードを使用し動きやすい格好にできます。多くのシーンで使いやすい絶妙な丈感です!
- ALPHA(アルファ)
BETAより少し長めの設計で、お尻全体がしっかり隠れるくらいの長さを想定しています。クライミングなどでハーネスをつける場面をはじめ、身体の動きに合わせて機能性を保ちつつも、寒さや風をしっかり防いでくれるのが魅力です。
- THETA(シータ)
3つの中では最も長い着丈で、ヒップラインをすっぽり覆うほどの長さがあります。荒天時の冷気や水の侵入を軽減しやすい設計で、長時間の行動や悪天候の登山でも防寒対策はばっちり!
まとめ
今回はアークテリクスの商品名や型番を簡単に調べる方法について解説しました。
振り返りたい人は下のリンクから読み直してください。
アークテリクスの型番や商品名を確認する3つの方法はこちら
アークテリクスは非常に人気が高いブランドで、その分偽物(スーパーコピー)をつかんでしまう方も少なくありません。そんな方にアークテリクスは必ず正規ルートで購入してください。
アークテリクスの商品は素材にこだわっており、正規品であれば優れた耐摩擦性や撥水性を実感できます。
公式サイトで購入すると価格はやや高いように感じますが、そのぶん確実に正規品を手に入れられ、長く快適に愛用できます。満足のいく買い物ができるようメルカリや海外サイトでの購入は控えましょう!