アークテリクスの人気アイテム「ベータLTジャケット」。(現在LTは廃盤でベータ SL ジャケットになりました。)
その軽量性や防水性、高いデザイン性で、アウトドア愛好者だけでなく街での普段使いにも選ばれています。 しかし、ゴアテックス素材を長期間愛用するためには、適切なケアが欠かせません。
本記事では、ベータLTジャケットを洗濯する際の具体的な手順や注意点、さらに洗濯後のメンテナンス方法を詳しく解説します。 「撥水機能が低下してしまった」「シームテープが剥がれてしまった」というお悩みを解消し、購入時の性能を維持するためのポイントをお届けします。
特に以下のようなお悩みをお持ちの方にぴったりの内容です
- 「ゴアテックスジャケットの正しい洗濯方法を知りたい」
- 「撥水機能や防水性能を維持する方法がわからない」
- 「ジャケットの汚れをしっかり落としたい」
初めて洗濯する方も、洗濯に慣れた方も、この記事を参考にしていただければ幸いです。さっそく見ていきましょう!
※この記事はARC’TERYXの公式サイトおよび、ARC’TERYX店舗の店員さんからのインタビューをもとに記事を作成しています。
目次
ベータジャケットを長期間洗濯しないとどうなる?
- シームテープの剥がれ
- 撥水機能の低下
- 生地の劣化
皮脂や泥汚れは衣類全般にとって大敵です。汚れがついたまま放置してしまうと、品質の劣化につながります。ゴアテックスの場合は、シームテープが剥がれたり、撥水機能が低下したりする可能性があります。
ですが、定期的なお手入れを行うことで、撥水機能を維持できます。ゴアテックスを長持ちさせるためには、こまめな洗濯やケアを欠かさず行うことが重要です。
ゴアテックスの洗濯頻度はこちら
洗濯頻度は使用頻度や環境によって変化しますが、以下を参考に洗濯してください。
ゴアテックスの洗濯頻度(実は多い..)
・荒れた環境での使用(スキーや登山):10~12回の使用で洗濯
・街中での使用(散歩や旅行):20~30回の使用で洗濯
アークテリクスのベータジャケットを洗濯する手順
洗濯前の準備
洗濯を始める前に、まず製品のタグを確認しましょう。これには、洗濯に関する具体的な指示が記載されています。注意すべきポイントは以下の通りです。
- タグの確認: 洗濯可能かどうか、どのような条件で行うべきかを確認。
- ポケットやジッパーのチェック: ポケットに忘れ物がないか、フロント・ヒップジッパーが閉じているかを確認。
- ポケットファスナー:ポケットファスナーは開けて下さい。
- 洗濯ネットの使用:ジャケットを傷つけないようたたんで洗濯ネットに入れて下さい
これらの準備を行うことで、ジャケットの性能を最大限に保つことができます。ゴアテックス素材は非常にデリケートなため、この段階での注意が大切です。
ベータジャケットの洗濯方法について
実際に洗濯を行う際には、ジャケットの素材を傷めないよう、以下の手順を徹底しました。
- できればドラム式洗濯機が理想(なければ洗濯ネットは必須)
- 温度は40℃程度。「優しめの洗いモード」があればそれを選択
- すすぎは十分行ってください。洗剤が残ると撥水機能が低下します(すすぎ2回推奨)
- 脱水は不要(短時間かつ軽めなら問題なし)
- 通常の洗剤ではなく、ゴアテックス専用の洗剤or柔軟剤の入っていない中性の液体洗剤を使用しましょう(ナノックス等)
- gore-tex専用洗剤を使用することで撥水効果を維持できます
- 冷水または30度程度のぬるま湯を使用。
- 高温は生地を劣化させる恐れがあるため避ける。
- 自然乾燥が基本。日陰で吊り干しする。
このように丁寧な手順を守ることで、ジャケットの性能をしっかりと維持できます。
ベータジャケット洗濯時の注意事項
ゴアテックスの選択にはいくつかの注意事項があるのでまとめてみました。
以下注意点
・高温のアイロン及び乾燥機を使用しないこと
・柔軟剤を使用しないこと
・洗剤が残らないようにすすぐこと(推奨2回)
・直射日光を避け、日陰で吊り干しする
・洗濯ネットにいれる
実際にベータジャケットを洗濯結果
洗濯後のジャケットの状態を確認したところ、以下のような結果が得られました。
- 撥水性: 洗濯前と変わらず、しっかりと水を弾く状態を保っていました。(雨の日に実感!)
- 生地の質感: 洗濯前の軽量感や柔らかさがそのまま維持されており、着心地に変化はありませんでした。
- 汚れの落ち具合: 表面の汚れやシミはしっかりと落ち、全体的に清潔感が向上。
- 乾燥のしやすさ: 自然乾燥でも早く乾き、低温度のアイロンで仕上げました。
洗濯後の状態が非常に良かったので、安心して次回以降も同じ方法で洗濯を行おうと思います。
ベータジャケットを洗濯した後のメンテナンス
洗濯が終わった後も、ジャケットを長持ちさせるためのメンテナンスが重要です。以下の手順を取り入れることで、性能をさらに向上させることができます。
- 撥水スプレーの使用: 洗濯後に撥水スプレーを使用することで、防水性を長期間維持可能。(30分以上乾燥させてください)
- 定期的なメンテナンス: 必要に応じて洗濯を行い、過度な洗濯は避ける。
- 保管方法: ジャケットを折りたたまず、ハンガーにかけて風通しの良い場所に保管。
これらのケアを行うことで、登山やアウトドア活動での使用において、ジャケットの性能をフルに活用することができます。
ベータジャケットLTの魅力と選ばれる理由
これからベータジャケットLTの特長と購入した理由を詳しくご紹介します。(現在廃盤で現行Beta SL Jacketへ変わりましたが、機能性の大きな違いはありません)
軽量かつ高性能!ベータジャケットLTの特徴
ベータジャケットLTは、幅広い性能により、登山やハイキング、キャンプ、タウンユースなど幅広いアクティビティに対応可能です。
私の購入経験を踏まえ、注目すべきポイントをまとめました
- 軽量設計:長時間の着用でも疲れにくくストレスフリー。運動できそうに見える。
- 撥水性:撥水機能があるので小雨程度なら、しずくを払ったら落ちます。
- 調整可能なフード:ヘルメットを被ったままでも使用可能で、アウトドア愛好者に便利。
- デザイン:ブラックを購入しましたが高級感とARC’TERYXのロゴに惹かれました。
さらに、耐久性の高い素材を採用しているため、長期間使用できるのも大きな魅力です。10年以上使いたい商品です!
汎用性と所有欲を満たすベータジャケット|購入理由
ベータジャケットLTが選ばれる理由は、その汎用性と長期的なコストパフォーマンスにあります。山岳用としても街着としても使えるため、一着で多くのシーンに対応できるのが魅力です。
具体的には次のような理由が挙げられます
- アウトドアと街の両立:機能性を活かしつつ、洗練されたデザインで日常にも適応。
- 長期間の使用可能:高い耐久性により、初期投資の価値が十分にある。
- ブランドの魅力:所有するだけで満足感を得られるスタイリッシュなコンセプト。
また、購入者の中には「断捨離を進めた結果、あらゆるシーンで使えるアイテムを選びたい」という声もありました。さらに、アークテリクスの修理補償サービス「BIRD AID」によるアフターケアが充実している点も購入を後押しするポイントとなっています。
ARC’TERYXのバードエイドを使ってみた感想と修理画像まとめ|ベータジャケットLTを長持ちさせる秘訣
アークテリクスのベータジャケットLTは、適切なケアを行うことで、その高性能を長く維持できる優れたゴアテックスジャケットです。 本記事では、洗濯やメンテナンスの重要性と具体的な手順を詳しくご紹介しました。
- 定期的な洗濯で撥水機能や生地の劣化を防ぐ。
- 洗濯時には専用洗剤や洗濯ネットを使用する。
- 乾燥後は撥水スプレーを活用して防水性を強化。
- 保管は風通しの良い場所でハンガーを使用。
ベータジャケットLTは、その軽量性、防水性、デザイン性で、多くのアウトドアファンや都市生活者に支持されています。 正しいお手入れを続けることで、購入時の性能を長期間保ち、登山や街での使用を快適にすることが可能です。
こんな方におすすめ
「高性能で汎用性のあるジャケットが欲しい方」や「コストパフォーマンスを重視しながらスタイリッシュさも求める方」にとって、 ベータLTジャケットは最適な選択肢です。
これからも愛用していくために、ぜひ定期的なメンテナンスを取り入れ、最高の状態で着用を楽しんでください。